事業概要

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事業概要

四国の大学には、『四国は一つ』という意識の共有を通じて「協調的地域づくりに携わる人材」の育成が求められています。
そこで、四国内の八大学(徳島、鳴門教育、香川、愛媛、高知、四国、徳島文理、高知工科の各大学)が、連携して「e-Knowledgeコンソーシアム四国」を設立し、各大学の特徴ある講義をe-ラーニングコンテンツとして提供することで、教育基盤『四国の知』を構築します。
『四国の知』は四国の資源の魅力・ブランド・歴史・地勢・文化・伝統等の「教養教育科目群」=『四国学』と、四国の課題に取り組むために必要な「学際的専門教育科目群」で構成されます。
連携大学は、地域のニーズに応じて『四国の知』を活用しながら、四国への郷土愛と、地域に根ざした高い専門性を持つ「協調的地域づくりに携わる人材」を育成します。
この教育プログラムによって育成された人材が、四国で活躍することにより、四国の知力(知識・技能)が向上し、さらには「四国の自立的発展」が促されると考えています。

  • 学生向け公式パンフレット(PDF 0.9MB)
  • 一般向け公式パンフレット(PDF 0.9MB)
  • 公式リーフレット(PDF 2.04MB)

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    図1 e-Knowledgeコンソーシアム四国
    構成図

    事業目的

    人口減少と少子高齢化が進む中、四国の大学には、大学の社会貢献として、「地域に根ざしつつ高い専門性を持つ人材」の育成が期待されています。
    このような人材には、『四国学』(四国の特徴ある教養教育)を通じた四国の広域課題への理解と、学際的な専門知識が求められています(図2)。
    しかし、地域のニーズに応える人材を、四国の個々の大学が育成するのは、非常に困難です。また、四国の大学に優秀な学生を確保するためには、全国の高校生やその保護者に対し、「四国の魅力」を訴えていく必要があります。
    これまで、四国の各大学は個々の特徴を活かした様々な教育研究を進めてきました(図2)。これらを戦略的に連携させることで、上記した「人材の育成」や「四国の魅力発信」を可能にする教育基盤『四国の知』を形成することができます。
    そこで、四国の八大学が連携して、情報通信技術(ICT)を利活用する「e-Knowledgeコンソーシアム四国」を設立し、『四国の知』の集積を図ります。
    連携大学は、これを活用した教育プログラムによって、「四国の自立的発展」に貢献する人材を育成することが可能となります。

    地域が期待する人材育成
    図2 地域が期待する人材育成

    事業内容

    本事業では、大学連携組織「e-Knowledgeコンソーシアム四国」を設立し、教育資源『四国の知』をオンデマンド型e-ラーニングコンテンツとして集積します。
    また、オンデマンド型e-ラーニングに馴染まない教育科目については、遠隔講義(ライブ型教育支援)として実施します。
    『四国の知』は「教養教育科目群」と「学際的専門教育科目群」で構成されます。
    「教養教育科目群」は、連携大学の特色ある科目を『四国学』として再構成します。
    「学際的専門教育科目群」は、人材育成の目的に応じて、連携大学・大学院の専門教育科目を集積します。
    これら二つの科目群を核としつつ、各大学で実施する教育科目を組み合わせた教育プログラムを構築することにより、地域の課題を四国全体の視点から捉え、「四国は一つ」であることを意識しながら、「協調的な地域づくりを担う人材」の育成を目指します。

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    図3 e-Knowledgeコンソーシアム四国
    運営組織図

    事業スケジュール

    平成20年度には「e-Knowledgeコンソーシアム四国」の設立、『四国学』と「学際的専門教育科目群」の検討、『四国の知』を活用した教育プログラムの検討等を行いました。
    平成21年度には『四国学』と「学際的専門教育科目群」コンテンツを作成し、蓄積しました。
    平成25年度以降は、図をご参照ください。画像をクリックすると、詳細図を確認できます。 (当初予定の事業スケジュールはこちらからご覧になれます)

    平成29年度までのe-Knowledgeコンソーシアム四国の事業計画
    図4 平成29年度までのe-Knowledge
    コンソーシアム四国の事業計画

    事業により得られる効果

    e-ラーニングのスクーリングにおける学生間の交流により、学生の間に四国地域の一員であるとの意識が芽生えます。
    また、SNSや四国版Wikipedia等を活用することで、他大学・他地域の学生同士の理解が深まります。
    その結果、受講学生が四国に留まり、彼らが活躍することで、「四国の知力」(知識・技能)が向上します。
    ユニークな教育プログラムの広報活動により、優秀な学生が確保できます。
    e-ラーニングコンテンツの出版により『四国の知』が全国に発信され、四国への関心が高まります。
    e-ラーニングコンテンツの開発を、複数大学の教員が行うことにより、コンテンツ開発の効率化、質の高度化を図ることができます。
    さらには、組織として教育を行うことで、大学全体の「教育の質」の向上にもつながります。
    多様な学問分野の教員が協働して、学際的な講義(例:農商工を俯瞰するオムニバス講義)のコンテンツを作成することができ、地域のニーズに応える教育プログラムの構築が可能となります。

    ICTを活用した教育支援ツール
    図5 ICTを活用した教育支援ツール

    *本事業は、平成20年-23年に文部科学省戦略的大学連携支援事業の助成を受けました。
     戦略的大学連携支援事業については文部科学省ホームページをご覧ください。